今日と明日のあいだ

独身のオジサンが、日々、思った事を綴ってます。

映画『ブラック・レイン』と松田優作の話

今回は松田優作の話でもしてみようか。
若い人は知らないかもだけど、有名な俳優さんだな。もう亡くなってしまったけど・・・。
今の若い世代には、松田龍平翔太のお父さん、って言った方が早いかもな。
でね、この松田優作だけど、オレの母校の・・・
先輩!ww
歳は20ぐらい離れてるけど、まぁ、小学校か中学校か高校か、そのうちのどれかの先輩になるわけ。どの学校の先輩か言ってしまうと特定されるんで、それ以上は内緒だけど、まぁ、あの人も下関の出身なのだ。wikiさんから簡単に引用すると、

山口県下関市で、日本人の父と韓国人の母との間に非嫡出子として生まれた。父親は長崎出身の保護司で当時39歳、郷里に妻子を持つ180センチメートル近い大柄な男性だった。2人の異父兄がおり、(異母兄弟もいる) 兄弟仲は良かったが、次第に自身の出生の秘密に気付き始め、それが原因で孤独を感じるようになる。
1967年11月、「米国へ行って弁護士になれ」との母親からの厳命により、不本意ながら下関市立第一高等学校 (現: 山口県立下関中等教育学校)を2年で中退し、叔母夫妻を頼って米国籍を得る為に渡米する。
なんて書かれてるな。
下関っていうと、当時からいわゆる「在日」って人が多くて、そういう子が行く学校も有ったし、普通に日本の学校に入学してる子も多かった。まぁ、その辺のことを書くと、いろいろややこしい問題にも触れるんで、今回は書かないけど・・・
う~ん、いろいろと問題のある土地だったなww
matsudayu001a
オレが物心ついた頃は、すでに刑事ドラマ『太陽にほえろ!』に出演してて、たしか愛称は「ジーパン」だったけど、なんか汚い兄ちゃんやなぁ、なんて思いながらテレビを観てた記憶がある。
中学の頃だっけな、母親の仕事の関係で松田優作のお兄さんの経営する飲食店(焼き肉屋)にも何度か連れて行ってもらった記憶がある。当時、あのオジサン(松田優作のお兄さん)、派手なアメ車(多分、黄色のムスタング)に乗ってて、スゲ~!なんて思ったもんだw
あの店、今でも有るんだろうか・・・。
中学生ともなると、当然、松田優作下関の出身ってのは知ってたし、テレビなんかで見かけるたびに注意してたんだけどね。
お~っ!
活躍しとるなぁ・・・

なんて思ってたわけだww
 
で、その松田優作の遺作となったのが映画『ブラック・レイン』だ。
最初にこのタイトルを聞いた時は、井伏鱒二の小説『黒い雨』の映画化かと思ったけど、全然、違ってたww こちらはアクション映画だった・・・。
1989年のアメリカ映画だけど、これは最初に劇場で観た。なにしろマイケル・ダグラスアンディ・ガルシア高倉健、それに母校の先輩松田優作が出てるんだからな、封切日に観たハズだ。
今回、時間が有ったので久々に観たわけだけど、ちょっと書いてみる。
物語はシンプルだ。大阪の街を舞台にして、日米の刑事(M・ダグラスA・ガルシア高倉健)が日本のヤクザ(松田優作)を追いかける物語。これね、松田優作が狂気じみた演技なのだ。撮影前にはガンを告知されていたそうだけど、松田優作の演じるヤクザのキレッぷりは、
まるでカミソリ!
この映画の公開後に急死してしまうんだけど、『太陽にほえろ!』の頃と違って、まさに超迫力・・・。そこに立ってるだけで、こっちの背筋が寒くなるような存在感。松田優作が演じたヤクザ役なんだけど、オーディションが行われたそうで、萩原健一やら根津甚八遠藤憲一田代まさしなんかもオーディションを受けたそうだ。まぁ、田代まさしなんかがこの役を演じても荷が重すぎるだろ。松田優作にピッタリの役だと思ってる。
てか、生涯で最高の演技じゃないのか?
スタントマンを使わないオートバイのシーン、M・ダグラスとの殴り合い等々、この迫力を出せる日本人俳優は、そうは居ないだろ。
まさに伝説!
と言っても良い出来ばえ。

で、高倉健が、これまた・・・
渋い!
アメリカからやって来た刑事(M・ダグラスA・ガルシア)と対立しながらも、やがて心を通わせていく様子が素敵すぎる。紆余曲折の末の空港でのラストシーン。これは、なかなかの名シーンだ、細かい事を書くとヤボになるから書かないけど、オレの中の「ラストシーン100選」には入ってるぞww
M・ダグラスは言うまでもなくカーク・ダグラスの息子だな。こちらも1987年『ウォール街』アカデミー主演男優賞を受賞してる。アクションからシリアスまで、何でもござれの名優だ。『ブラック・レイン』では、アメリカからやってくるタフな刑事を好演。
A・ガルシアも今じゃメジャーだな。『ゴッド・ファーザー Part3』でのヴィンセント役で脚光を浴びてからは、『オーシャンズ11』なんかにも出てるイケメン俳優。
これだけの俳優が出てるんだから、そりゃ、それなりに面白い映画になる事は当たり前。
でも・・・
冷静にみて後世に語り継がれる名画か?
というと、そこは大いに疑問符のつくところだけど・・・。

問題は監督のリドリー・スコットだと思ってる。
思うんだけど、この人さ、日本の事を何か・・・
誤解してないか!?ww
リドリー・スコットと言えば、マニアに人気の『ブレードランナー』の監督でもあるんだけど、以前、こういう記事を書いた。

この映画の中では未来都市が描かれてるんだけど、オレはこういう感想を書いてる。

訳の分からん日本語やら漢字がやたら出てきて、不愉快だ!
さすがに『ブラック・レイン』の中では、おかしな看板やら漢字は目立たなかったけど、街の映し方が好みじゃない。舞台は大阪、たしかに猥雑とした市場の雰囲気やらは大阪っぽいのかもしれないけど、ちょっと違うんだよなぁ。
たとえば、これが韓国とか中国と言われても通用するような・・・
日本だけど日本に見えない!
外国人には、日本ってこんな感じに見えてるのか?
一番の違和感は製鉄所のシーンだ。朝早く製鉄所の作業員が大挙して自転車で走ってるシーン。
中国と間違えてないか!?
今どきの日本であんな光景が見られる所が有るのかどうか知らんけど、オレは超違和感を感じたw
ヤクザの親分の家のシーンもそうだ。生活感の無い空間にしか見えない。後で知ったんだけど『ブレードランナー』のデッカードの家と同じ家でロケをしたそうだ・・・。
wikiさんによると、
リドリー・スコットは『ブレードランナー』で描かれていたような雑多で猥雑なイメージを日本に求めていたが、実際の日本はかなり清潔な街並みであったために驚いたという。
・・・・・・
バカにしてんのかよ!?ww
この監督、日本と中国の区別がついてないだろ・・・。

まぁ良いや。
この映画は、街やら背景のセットには目を瞑るとして、四人の名優によって成り立ってる映画だ。
松田優作が居なかったら、こんなに狂気じみた迫力は出なかっただろうし、高倉健が居なかったら、ここまで画面に「強弱」のある映画にはならなかっただろ。
まだ観てない人は、一見の価値はあると思う・・・。
まぁ、この手の映画は「娯楽作品」なんでね、映画から人生の指針を見つけようとか、心を震わせたいって映画じゃないけど、娯楽としては楽しめる映画だ。
osaka180104a
で、松田優作の話に戻るけど、この人40歳で亡くなってるんだな(涙)
1989年のことだから、もうあれから30年近く前か・・・。
松田優作と同じ学校に通ってた頃、古くから居る教師がこんな事を言ってたのを思い出した。
松田優作は・・・
普通の人とは違ってた!

まぁ、どういう風に違ってたのかはいろいろ聞いたけど、たしかにオレなんかよりはスケールはデカいww
『太陽にほえろ!』の後で、よく見てたテレビ・ドラマが『探偵物語』なんだけど、懐かしい・・・。
これが放送される時は、勉強もしないでテレビにかじりついてたww
飄々とした演技がカッコ良いんだよな。こんな雰囲気なのだ・・・。
matsudayu001b
このイラストは、もっちさんからお借りしたモノだけど、
うん、雰囲気出てる!
もっちさんブログは、こちら・・・。
オレのブログと違って、ほのぼのしたイラスト満載の暖かいブログだ。
どう逆立ちしても、オレには出せない雰囲気のブログだ(涙)

同居人の両親が来てたおかげで、オレも故郷の下関の事を考えてみたりして、その関連で松田優作の事を思い出して書いてみたけど、うん、たまに故郷の事を想うのは良いもんだな。
 

いつものバイト君の下書きチェックだ。

バイト君:松田優作・・・

知らないか(涙)

バイト君:聞いた事はあるような、ないような・・・

ちっ・・・

バイト君:他に下関出身の有名人は、誰が居るんです?

細川俊之とか・・・

バイト君:・・・・・・
全然、知らないんだけど

名優だわ!
オレの大先輩だわ!

バイト君:他に分かる人は居ないんですか!?

あとは・・・
学校は違うけど・・・
山本譲二とか・・・


バイト君:・・・・・・
知らない人ばっかり・・・

いずれ、オレが有名になったるわ!(怒)

バイト君:何か事件でも起こすんですか!

・・・・・・