今日と明日のあいだ

独身のオジサンが、日々、思った事を綴ってます。

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『カエルの楽園』を一気読み!これは現代日本への警鐘!って話

百田尚樹氏の『カエルの楽園』を読んでみた。作者の思想的立ち位置もわかってるつもりだし、話の内容は凡そ予想出来たんだけど、これ、予想を超えるデキだと思ったな。まず、明かにそれと解るモデルが出てくるんだけど、皮肉が効いていて読んでいて感心させ…

表紙買い!またまた太宰 治の『人間失格』を読んだ!って話

ブラリと入った本屋で表紙買いをしてしまった。太宰治の『人間失格』だ。好みのイラストだったので、ついつい購入・・・それも二冊も(泣)せっかく買ったんだし読んだぞ。これまでに10回は読んでるけどww 読書なんて、読む時期とか年齢によって、感じ方も…

【誕生日】【車輪の下】また一つ歳をとってしまった!って話

去年の誕生日にも書いたけど、歳をとると誕生日が来ても嬉しくも何ともない。むしろ将来への不安がつのるww 〇〇回目の誕生日を迎えて、子供の頃の事なんかを思い出してみたけど、やっぱり・・・”オレの人生、汚点だらけ”ww そんな事を考えてると、ヘッ…

【英語のお勉強】あなたの英語力は何年生レベルか?をやってみた!って話

英語の学習法はいろいろ有るけど、受験対策なのか、話す事を目的とするのかで勉強方法も変わって来ると思ってる。で、この前だけど雑誌「プレジデント」で面白い特集を組んでて、『たった一日、3語で話せる「英語」の学び方』って特集だけどね。その中で「…

BOOKOFFで面白い本を見つけた!『島耕作の優雅な1日』

時間つぶしにフラフラと入ったBOOKOFFで面白い本を見つけた。「島耕作の優雅な1日」って本だ。島耕作のシリーズとは関係ない本で、島耕作と作者の弘兼憲史さんが映画評とレストラン評を語るって漫画だけど、これがなかなか面白い。20年以上前の本だけど、…

今さら映画『手紙』を観た!いろいろ考える事もある映画!って話

東野圭吾の『手紙』はもちろん読んでるけど、映画の方は観てなかった。Amazonプライム・ビデオでたまたま見つけたので、今回、初めて映画を観たんだけど、これが思いのほか上手く作られていて驚いたな。細かな部分は映画用にアレンジされてるけど、概ね原作…

『遠い山なみの光』は薄墨で彩られた独特の色彩を持つ小説!って話

カズオ・イシグロのデビュー長編『遠い山なみの光』A Pale View of Hillsを読んでみた。いやぁ、この小説の雰囲気、独特だな・・・。ちょっと気味が悪いというか、全編を貫く薄墨で彩られたような世界。表面的には、混乱期の中で自立していく女性を描いてる…

林 修さんの『受験必要論』は読むべき名著!って話

学習塾なんてのをやってると、子供やら保護者に読んでほしい本もあるわけで...。今回は、ウチに来てる親子には必ず勧めてる本の紹介だ。林 修さんの『受験必要論』だ。目的意識の希薄な子も多いけど、この本に書かれてる通り「受験は特権的なこと」って意識…

一人っ子だけど・・・やっぱり兄弟が欲しいぞ!って話

一人っ子で嫌な思いをしたことは無いし、兄弟を欲しいと思った事も無かったんだけどね。これも寄る年波には勝てないってことか、ここ一二年は考えが変わってきた。兄弟が居ればなぁ、って思う事が多くなった。音階はそういう話だ・・・。

『わたしを離さないで』は、不思議な磁力を持つ小説だった!

今年(2017)のノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロ。受賞のニュースを聞くまで、この小説家の事は知らなかったんだけど、遅ればせながら読んでみた。現時点での代表作の呼び声高い『わたしを離さないで』だ。この小説、不思議な磁力で読者を引き込む…

Googleさんから警告が来た!さて、どうしようか?って話

Googleアドセンスだけどね、警告のメールをもらってしまった。これが噂のアドセンスの警告か!なんて感心してる場合じゃない。とりあえず、どう対処するかが問題。アダルト、煙草、誹謗中傷、暴力描写なんかは警告の対象になるらしいけど、う~ん、ちょっと…

「パケット・トリック」の作品を制覇できるのか!?って話。マジック動画

先日、贈っていただいたマックス・メイヴェンの「パケット・トリック」。うん、最初は気合いを入れてたんだけどね、お~し、ここに掲載されてる60のマジック、制覇するぞ”!ってね。熟読してみたんだけど、心が折れそうww これは、素人のオレが演るにはち…

全日本大学駅伝(2017)を応援してきた!って話

今年も全日本大学駅伝を沿道で応援してきた。自宅の前が駅伝のコースだからな、応援するに決まってる。自分のため、チームのため、仲間のために懸命に走る姿は感動的だ。沿道で応援すると選手の息づかいも聞こえてくるし、テレビでは味わえない臨場感だ。優…

村上龍の技が冴える短編集「空港にて」・・・

村上龍の短編集「空港にて」を読んだ。時間をギュッと凝縮して描く手法に驚いたな。モヤモヤッとした「閉塞感」を抱く普通の人間の旅立ちを描いた傑作だ。下手な自己啓発本よりも、よっぽど前向きになれる短編集!

秋の夜長は「中国行きのスロウ・ボート」で!(ジャズの名曲だぞ)

村上春樹の短編集に「中国行きのスロウ・ボート」ってのが有るんだけど、このタイトルはジャズの名曲から取られたもの。秋の夜長は、村上春樹の本を読みながら「中国行きのスロウ・ボート」を聴こうか、って話。

やっぱり映画「砂の器」は泣ける!って話

松本清張原作の「砂の器」だ。ドラマ化もされてるし、もちろん映画化もされてるんだけど、やっぱり加藤 剛の映画版は良いな。ラストに至るまでの回想シーンは見るに堪えない(涙)あの子役の演技は凄い!目力も相当なもんだ。昔の日本には、あのように忌避さ…

「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」って本の話

最近、話題になってる本「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の話。これ、100パターン書かれてるそうだけど、全部が全部、文豪じゃないだろ。ミュージシャンやら有名ブロガー、はてはyoutuberまで載ってるそうだ。タイトルに偽りありだろ。金…

小説「蛍川」は日本語の美しさを体現する!

宮本 輝の川三部作。今回は「蛍川」を読んでみた。これは美しいな。ラストの描写は息をのむほどの美しさ。文庫本で94頁の小説だけど、この短い小説の中に、生と死、友情、嫉妬、恋心、性への目覚め、等々、いろいろなモノが詰め込まれてる。運命に抗いながら…

宮本 輝の「泥の河」は、哀切な情景を描いた傑作!

宮本 輝の「泥の河」を読んだ。100頁にも満たない小説だけど、濃密で胸に迫るものがある。昭和30年の大阪、少年と貧しい姉弟の短い交流を哀切な情景の中に描き出して余韻の残る傑作。いやぁ、凄い小説を読んだな。まいりました!

猫好きな人に絶対のオススメ本、「旅猫リポート」の話

有川 浩の感動小説「旅猫リポート」の話。これ、何度読んでも7泣ける。猫の小説は漱石の「吾輩は~」があるけど、あれを超えてると思ってるぞ。

「夜のピクニック」は珠玉の青春小説!映画は、まぁまぁ!って話

恩田 陸の「夜のピクニック」は珠玉の青春小説だと思ってる。高校生の揺れる心情を描いた名作。映画化もされてるので、もちろん映画の方も観たけど、わりと原作に忠実に作られてた。若い人には、ぜひ読んでほしい一冊。

あまり知られてないけど面白いミステリーを紹介してみる!って話

あまり有名じゃないけど、なかなか面白いミステリ―をいくつか紹介してみる。定番の「十角館の殺人」やら「葉桜の季節に君を想うということ」以外にも、面白いミステリーはたくさん有るって話。

ちょっと真面目な話と第2回「一人しゃべり」とマジック動画。

今日は広島に原爆が投下された日。って事で、少しだけ本の話。「誰も戦争を教えられない」って本だけど、オレは、この本には批判的な考えだな。youtubeで「一人しゃべり」とマジック動画も久々に公開。マジックは宴会芸だけどなww

「柔らかな頬」は、堕ちていく人間の弱さと怖さを描いた秀作!!

久々に桐野 夏生を読んだ。「柔らかな頬」だ。人間模様が凄い...。犯人は最後まで明かされないけど、読んでいて怖くなるほどの臨場感だな。堪能しました!

映画「ブレードランナー ファイナル・カット」版を観たけれど・・・

映画「ブレードランナー」を観た。ファイナル・カット版だ。初めて観たけど、原作との違いにガッカリ!単なるドンパチ映画に成り下がってる・・・。オレには、この映画の良さが分からない、って話。

「55歳からのハローライフ」は中高年への応援本だ!

村上さんの本を読んだ。村上さんと言ってもハルキじゃない方、龍の方だ。テレビ東京系の「カンブリア宮殿」に出演してるので、知ってる人も多いと思う。 で、読んだのは2012年に出版された村上 龍の「55歳からのハローライフ」。これ、出版された時に買った…

「六枚のとんかつ」・・・不愉快きわまりない本だった。

実にくだらない本を読んでしまった。「六枚のとんかつ」だ。メフィスト賞の受賞作ってことなので読んでみたけど、小学生の作文レベル。これを選んだ選考委員の神経を疑う・・・。

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は難解な小説だった

映画「ブレードランナー」の原作、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を読んでみた。う~ん、ちょっと難解...。作者の言わんとするところは感じるんだけど、答えが出せないww

「砂の女」は人間存在の意味を問う大傑作。

安部公房の「砂の女」を再読してみた。中学生の時以来だから、数十年ぶりだな。あの頃は見えなかったモノが見えてきたって感じだ。さすが、20世紀、日本文学の到達点だ。

「後悔と真実の色」は貫井徳郎の代表作になるかもしれない

貫井徳郎さんの「後悔と真実の色」は、代表作の一つになるんじゃないか?謎解きと人間描写を高い次元で両立した一冊だった。まさに徹夜本。