今日と明日のあいだ

独身のオジサンが、日々、思った事を綴ってます。

12月は『忠臣蔵』だろ!日本人の琴線に触れる物語だ・・・って話

若い世代は知らない人も居るかもだけどね、12月といえば・・・
忠臣蔵!
もう何度も映画やらドラマにもなってるし、NHK大河ドラマにもなってる。小説だっていろいろ出てるんだけどね。志村けんのコントにも取り上げられたりしてる、江戸時代の有名な事件だ。
あれだ・・・赤穂浪士とか吉良上野介とか浅野内匠頭とか・・・聞いた事はあるだろ。
聞いたこと無い?
討ち入りって言葉は聞いた事だるだろ・・・。四十七士とか・・・。
今回は、その討ち入りを扱った映画の話。
忠臣蔵を知らない人も居るかもなんで、とりあえずwikiさんから軽く引用すると、

忠臣蔵(ちゅうしんぐら)は、 人形浄瑠璃(文楽)および歌舞伎の演目のひとつで、1748年に大阪で初演された『仮名手本忠臣蔵』の通称。また歌舞伎や演劇・映画の分野で、江戸時代元禄期に起きた赤穂事件を基にした創作作品。

でね、赤穂事件ってのは、

江戸時代の元禄年間に、江戸城松之大廊下で高家の吉良上野介(きらこうずけのすけ)に斬りつけたとして、播磨赤穂藩藩主の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が切腹に処せられた事件。さらにその後、亡き主君の浅野長矩に代わり、家臣の大石内蔵助以下47人が本所の吉良邸に討ち入り、吉良義央、 小林央通、 鳥居正次、 清水義久らを討った事件を指すものである。

って書いてるな。
ざっくりと事件の流れを書くと、最初、浅野内匠頭は朝廷からの勅使饗応役に幕府から任命されるんだけどね。その饗応役の指南役が高家筆頭・吉良上野介だ。勅使饗応役ってのは、今の言葉で言うと、朝廷からの使者を接待する係だな。まぁ、幕府にしてみれば大切なお客様だ。なかなか責任重大な仕事。
で、この吉良さん、物語の中では大の悪役なんだけど、浅野さんにいろいろと賄賂を要求するわけ。だけど、浅野さん、そういう事が大嫌いw のらりくらりと吉良さんの要求を突っぱねてたんだけど、怒った吉良さん・・・いろいろと浅野さんに嫌がらせをするんだよね。じっと我慢してた浅野さんだけど、とうとう堪忍袋の緒が切れちゃって、江戸城・松の廊下で吉良さんに切りかかってしまう。ここは志村けんのコントで有名だなw さいわい吉良さんは一命を取りとめるんだけど、怒ったのが幕府だ。大切なお客さんを接待する日に、江戸城で切った貼ったの騒ぎを起こすとは何事か!って事で、浅野さんは即日切腹。それも一国一城の大名にもかかわらず、罪人同様に庭先で切腹。トドメに城の明け渡し、お家断絶だ。
で、もう一人の当事者、吉良さんだけど、こちらには何のお咎めも無し。これには浅野さんの部下が怒った。当時は「喧嘩両成敗」が原則。自分の上司だけが左遷されて、敵対する派閥の上司が出世するみたいなもんだ。で、苦労の末に、宿敵・吉良さんの屋敷に押しかけて、殺してしまう・・・ってのがオーソドックスな流れだ。

 


毎年、12月にはバイト連中に「無理やり」観せてるんだけど、今年も赤穂浪士を扱った映画をみんなで観たぞ。今年は、これだ・・・。
1958年の大映の作品。『忠臣蔵』

1958年、まぁ大昔の映画だなw
当然、生まれてもないし、今回、初めて観たんだけどね。
オレが子供の頃、かすかに覚えてるんだけど、大映って映画会社が有ったんだけど、そこの作品だ。東映とか松竹と並ぶ映画会社。出演は長谷川一夫市川雷蔵鶴田浩二・・・錚々たる面々だ。1958年ってテレビは有ったのか無かったのかしらないけど(多分、無い)、まだまだ娯楽が少なくて映画産業が盛んな時代だろ。大映創立18周年を記念して作られただけあって、あの頃のスターが勢ぞろいなのだ。
この映画の内容をAmazonから引用すると、こんな風に描かれてる。

日本映画界未曾有の豪華配役! 赤穂浪士の決定版! 
堂々の三時間、オールスター出演の傑作時代劇! 
時は元禄。赤穂城主浅野内匠頭は吉良上野介の日頃の侮辱に耐えかね、ついに松の廊下で斬りつけるが打ち損じることに。
これにより内匠頭は切腹 お家は断絶の憂き目に…。
浅野家家老大石内蔵助は城を明け渡した後、吉良に復讐する覚悟であることを告げる。
しかし内蔵助は京都でうつつを抜かす日々。
そんな内蔵助の姿に愛想を尽かし ついに同士は四十七人に…。
ついに討入りの日、折からの白雪のなか吉良屋敷に乱入した一行は、見事主君の仇討ちを果たした。
それはたちまち江戸中の評判に。
なるほど、たしかに豪華配役。有名なエピソードも網羅されてるし、赤穂浪士の決定版と言うだけある。というか・・・
入門者に最適!
みたいなww
これを観れば、討ち入りだの赤穂浪士だの松の廊下だの言われても、すべて勉強できるみたいな
でね、忠臣蔵を扱ったドラマや映画、いくつも観てるけど、オレのこの映画の感想は・・・
芝居が講談調!
なんて言うか、大芝居的な・・・。
いかにも時代劇!って感じの演技なんだよな
昔の日本人は、こういう演技を好んでいたのかなぁ、って思ってしまった。
とは言っても、嫌いじゃない。実に時代劇らしくて面白かった。あの某喜劇作家が書いた平成の忠臣蔵よりも、よっぽど見応えがある。
  いくつか有名なエピソードを書いておくと、
吉良さんに嫌がらせをされて、一晩での二百畳の畳替え。
浅野さんの庭先での切腹。
事件を知らせるための早駕籠。
藩内での議論。
赤穂城の明け渡し。
大石内蔵助の「東下り」
等々・・・
これでもか!ってほど詰め込まれてる映画だ。
特に名場面は「大石東下り」のシーンだな。ここは、どんなドラマや映画でも、たいてい取り入れられてるけど、この映画でもなかなかの見せ場だ。どういうシーンかを簡単に書くと、
江戸へ下る大石内蔵助は天下法度の武器を運んでいるために、関所で咎められたり見つかってしまう危険があるわけ。そこで、大石さんは近衛家の名代・垣見五郎兵衛(映画やドラマによっては立花左近)に成り済ますんだけどね。ここで事件だ。神奈川宿で本物の垣見五郎兵衛と出くわしてしまう。このままだとバレてしまう・・・。
さぁ、どうするか・・・。
神奈川宿で出くわした大石と垣見、この二人のやり取り・・・。
どの映画、ドラマでも名場面に仕上がってる。もちろん、この映画でも屈指の名場面だったな。
この「大石東下り」の場面を観るたびに想うけど、
日本人で良かった!(涙)
大石さんも立派、垣見さんも立派・・・オレはこの場面で・・・
いつも泣く!ww
同じようなシーンでも、洋画だと違う演出になると思うんだよね。なんて言うか、もっとお洒落というか、キザというか・・・。この日本人的な演出、大好きなのだ。

無事に本懐を遂げて泉岳寺に向かうところで映画は終わるんだけど、3時間に迫る映画も退屈しないぞ。話の流れも結末も分かってるけど、退屈させない映画だった。
いやぁ、今回はイイ映画を観たわ。
リアルタイムで忠臣蔵に触れたのは、オレが子供の頃、NHK大河ドラマ『元禄太平記』ってのが放送されたんだけど、そこで初めて忠臣蔵のことを学んだ。それ以来、テレビでドラマになったり映画になったりするたびに観てる。まぁ、元々は文楽やら歌舞伎の演目なんでね、いろいろ脚色されて、史実とは異なる部分も多いとは思うけどね。劇中ではいつも悪役の吉良上野介は、実は名君だったとか、浅野内匠頭ホントは癇癪持ちだったとかの説もあるし、物語のホントの部分は見えないけど、忠臣蔵が日本人の琴線に触れる物語なのは間違いないだろ。
そうそう、浅野内匠頭赤穂浪士が葬られている泉岳寺高輪に有るんだけど、受験で上京した時に、地下鉄に乗って行った事を思い出した。いろいろと懐かしいな・・・。
CHUUSHINGURA171214A
鶴田浩二が若いなぁ。好きなんだよなぁ、鶴田浩二・・・。
あの渋さがたまらん(泣)
まぁ、この映画の中では、若い浪人を演じてるんで渋さもクソもないけど。
川口探検隊で有名な川口浩も出てたなw まだ子供だけどww
って事で、
今日、12月14日(旧暦)は、赤穂浪士の討ち入りの日だ。

いつものバイト君の下書きチェックだ。

バイト君:まぁ、悪くはない映画ですけど・・・

だろ!?
日本人なら、忠臣蔵だわ^^
12月は忠臣蔵!

バイト君:悪くは無いですけど・・・
泣くほどの映画ですか?
ww

・・・・・・

バイト君:途中、オンオン泣いてるしww

名場面だろ~が!

バイト君:あの勢いだと、
水戸黄門を観ても泣いてるんじゃないですか?

・・・・・・