今日と明日のあいだ

独身のオジサンが、日々、思った事を綴ってます。

映画「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」の衝撃

先日、バイト君と出かけた時に時間が余ったので、某〇〇〇へ寄って映画を観た。
どうせ観るなら二人とも観てない映画にしよう、って事で選んだのがこの映画・・・
「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」

主演は、「この人が出てくると普通の結末じゃない匂い」がプンプンするケヴィン・スペイシー
「セブン」やら「ユージュアル・サスペクツ」なんかで、アクの強い役を演じてた人だ。
「アメリカン・ビューティ」ではアカデミー主演男優賞を受賞したこともある名優。
監督は名匠と言っても良いアラン・パーカー。この組み合わせなら、何かやってくれるに違いない!と期待して観たんだけど、うん、やってくれたなw
この映画、社会派サスペンスに分類されると思うんだけど、一筋縄でいかない緊迫感。
そして、ラストの大どんでん返し!
堪能した一本だ。

 


まずはストーリーのおさらい。
冒頭、ビデオテープを片手に必死で走る女性が映し出される。何で走ってるんだろ?なんて思ってると、時間を少し遡って本編の開始だ。
死刑廃止論者で著名な大学教授デビッド・ゲイルは、元同僚をレイプして殺した罪で刑務所に収監されている。死刑執行まで残り4日となったところで、莫大な報奨金で3日間の単独インタビューに答えることになる。ゲイルからインタビュアーに指名されたのは女性記者のビッツィー
見習い記者のザックと共にゲイルが収監されている刑務所へ向かうんだけど、二人を尾行するトラックが・・・。
もうね、この辺りでサスペンス臭がプンプン・・・。
一日目、ついにゲイルと面会したビッツィーゲイルはこれまでの事を話し始める・・・。
死刑存続か廃止か、テレビで州知事と討論するほどの著名な大学教授ゲイル。ある時、成績不振で落第寸前の女子学生バーリンが接近。何でもするから成績を何とかしてほしい、ってな事を言うんだけど、きっぱりと断るゲイル。ある日、パーティでゲイルは強引にバーリンに迫られて一線を越えてしまう。
翌日、レイプされたと訴え出たバーリンの虚偽の証言で逮捕されてしまうゲイル。大学を退学になったバーリンの仕返しだ。釈放されたものの大学は追われ、妻と子にも出て行かれる・・・。
そしてアルコール中毒に・・・。
一日目のインタビューを終え帰路につく二人を尾行するトラック・・・。
二日目。ゲイルは語り出す。
元同僚のコンスタンスの支えも有り、一緒に死刑廃止運動に没頭するゲイル。でも、レイプ犯の汚名を着せられたゲイルには、死刑廃止運動の団体にも居場所はなかった。再びアルコールに手を出すようになるゲイルだけど、ある時、コンスタンスが白血病に侵されていることを知り、一夜を共にする。
翌日、コンスタンスの全裸死体が家の中で発見されて、ゲイルは逮捕され・・・。
モーテルに戻ったビッツィーザックだけど、何者かが部屋に入った形跡があって、部屋には一本のビデオテープが残されている。それはコンスタンスの殺害状況を記録したものだった・・・。
はい、謎が出てきました。
誰がビデオテープを持ち込んだのか?
殺害状況を映したテープを持ってる人間が真犯人なのか?
ゲイルは冤罪なのか?
等々
三日目、すべてを話し終えたゲイルベッツィーザックは弁護士ベリュービデオテープの事を話すと、まだテープには続きがあるようだ、と言われる。コンスタンスゲイルと共に死刑廃止運動に没頭してたいたダスティが怪しいと睨んだ二人は彼の家へ忍び込む・・・。
そこで見つけた一本のテープ・・・。そこにはコンスタンスの死体を眺めるダスティの姿が・・・。
もう、死刑執行まで時間がない。
冤罪を確信したビッツィーは走る。ここで冒頭のシーンに繋がるんだけどね。
まぁ、結論は死刑は執行されてしまうわけ。
ビデオテープが公表されて、冤罪だったことがわかり大騒動になるんだけど(ダスティは逃亡)、ここからが大どんでん返しだった。
通常の仕事に戻ったビッツィーのオフィスへ、一つの荷物が届けられる。ゲイルの息子が大切にしていたぬいぐるみだ。そのぬいぐるみの中にビデオテープが入っていて・・・。
ビッツィーがそのテープを再生すると、衝撃の映像が!
この映像で、ゲイルの目的も明らかになるんだけど、いやぁ、凄まじいな(涙)

 

まぁ、このラストは凄い衝撃だった。
ネタバレのサイトなんかでは、もろにバラしてる所もあるけど、こういう映画は結末が分かってると面白さ半減だからな。オレなんか小説でも映画でも、ネタバレになるような事は極力書かないようにしてるけど、考え方の違いだろうな。
なかなか泣かせ所もあって、ゲイルが最後の晩餐にリクエストしたのものが息子の好物のチョコチップだったり、細かい描写に気を遣ってる映画だ。
そうそう、この映画は、社会派サスペンス!
この映画をとりあげて、死刑廃止がどうのこうのって真面目な顔で言う人も居るみたいだけど・・・
映画は映画!
ただの娯楽作品だ!

どこをどう捻じ曲げたら、死刑廃止の論議になるのか理解不能。
ひとつの娯楽作品(それもサスペンス)をとりあげて、死刑廃止を訴えるとか・・・
理解出来ないし、理解したくもないww
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とにかくどんでん返しの好きな人にはオススメの映画だ。
「ユージュアル・サスペクツ」も衝撃的なラストだったけど、こういう掴みどころのない役柄を演じるとケヴィン・スペイシーは上手いな。

いつものバイト君の下書きチェックだ。

バイト君:ちょっと気になる部分も有るけど、良い映画でしたね~

気になるって、どこが?

バイト君:弁護士とダスティの関係とか・・・

まぁ、その辺は良いだろ。
あまり重箱の隅をつつくと疲れるからな


バイト君:アメリカの死刑廃止運動って、けっこう熱心なんですね
州によっても死刑制度のある州と無い州にわかれてるし・・・


ああいう運動は好きじゃない!
死刑は大賛成だ!

バイト君:はいはい、言いたい事は分かってますから興奮しないで!

オレが世の中で一番嫌いなのは・・・

バイト君:人権派を名乗る弁護士!

正解!
よく分ってるな^^

バイト君:いつも聞かされてますから・・・


どんでん返し映画をちょっとだけ紹介。