今日と明日のあいだ

独身のオジサンが、日々、思った事を綴ってます。

大女優 キャサリン・ヘプバーンの話。映画「黄昏」を観た!

アメリカの女優でヘプバーンと言えば、かなり多くの人が・・・もしかしたら8割、9割の人が、オードリー・ヘプバーンを思い浮かべるかもしれないな。「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「暗くなるまで待って」等々、名作と言われる映画にもたくさん出演してるし、たしかに可愛い。清楚で可憐だし、うん、オレも好きだけどね。
今回は、もう一人のヘプバーンの話だ。
キャサリン・ヘプバーン!
アカデミー賞の主演女優賞4回も受賞してる大女優だ(ノミネートは12回)。この4回ってのは、キャサリン・ヘプバーンただ一人だからね。オレの中では、ヘプバーンと言えば、オードリーよりもキャサリンだ。
大女優って言葉でも足りないぐらいだな。1930年代から活躍してる、
大・大・大女優!
この人を初めて観たのは、テレビで放映してた洋画劇場だけど、この映画だ。

1967年の映画だ。人種差別の意識が色濃く残る時代の映画だけど、ストーリーはシンプル。一人娘が「結婚したい」と言って連れてきたのは黒人だった。娘の幸せを願いながらも戸惑う父、最初は戸惑いながらも娘に理解を示して夫を説得する母親・・・。この母親を演じているのがキャサリン・ヘプバーンだ。
初めてこの映画を観た時は、テレビにかぶりついて観たな。
白人と黒人が結婚するのか?
って驚きよりも、
この母親、ステキ過ぎる!
って思ったぞ。なにしろ美人で賢い。才色兼備の典型だ。
こんなお母さんが良いなぁ・・・
自分の母親と比べてみた時の残念感ww
もちろん、この映画でもアカデミー主演女優賞を受賞してる。この映画についても書きたい事はあるんだけど、それはまた別の機会で!

 


で、今回は「黄昏」の話だったな・・・。
この映画、観た事は無かったんだけど、今回、やっと観ることが出来た。1981年のアメリカ映画だ。
キャサリンが4度目のアカデミー主演女優賞を受賞した映画。

まずは軽くストーリーの紹介・・・。

人生の黄昏時を迎えた老夫婦が、湖の畔にある別荘にやってきた。妻のエセル(キャサリン・ヘプバーンは颯爽としてるのに、夫のノーマン(ヘンリー・フォンダ)は体調も優れず物忘れもひどくなり、ますます気難しくなっていた。ノーマンの80歳の誕生日を祝うため、娘のチェルシー(ジェーン・フォンダ)と新しい恋人、その息子のビリーが訪ねてきた。何事にも厳格だった父に対して素直になれないチェルシー、娘とその恋人につらく当たるノーマン・・・。
チェルシーと恋人が1ヶ月のヨーロッパ旅行の間、ビリーを預かる事になるのだが、最初はギクシャクしてたノーマンとビリーも湖でニジマスを釣ったりして、だんだんと打ち解けてきた。ボートが座礁して怪我をするなどのハプニングは有ったものの、80歳と13歳の二人は親友のように打ち解けてきた。
帰国したチェルシーは、にこやかに笑い合ってる父親とビリーを見て驚く・・・。
思わず母親に言ってしまう。
ビリーだったら、自慢の息子になってたのに・・・
お父さんも、私じゃなくてビリーだったら良かったのよ・・・
母親に諭されたチェルシーは、これまでのわだかまりり清算しようとノーマンに話しかける。その姿を診てノーマンも心を開いていく・・・。
ラスト、チェルシーとビリーが別荘を後にする時、ノーマンは愛用の釣り竿と大学時代に水泳で獲得したメダルを手渡す・・・

ってのが、おおまかなストーリだ。
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見どころは多いんだけど、まずは、ヘンリー・フォンダキャサリン・ヘプバーンの初共演。
二人とも1930年代から活躍してるスターなのに、この映画まで共演が無かったんだからな。そりゃ、誰だって注目する。ヘンリー・フォンダは、もちろん名優だ。「十二人の怒れる男」なんかはカッコイイ陪審員だったり、「ミッドウェイ」ではニミッツ提督だったり、この人もいろんな役を演ってるな。名優なのは誰も依存は無いだろ。この映画が最後の出演作になったんだけど、老境の枯れた演技をしてるね。ギラギラしてないんだよな、表情も自然体というか「作った感」が無くて良いな。
娘役のチェルシーだけど、ヘンリー・フォンダ実の娘ジェーン・フォンダが演じてるのも見どころ。この人も有名女優だし、環境問題なんかにも積極的に取り組んでる人だから、そっちの方で知ってる人も居るかもね。
母親役はもちろんキャサリン・ヘプバーン。ここでも魅せてくれる・・・。
良妻賢母!
そりゃね、歳も歳だし若い頃の映画と違って、オバサン臭いけどね、
そこらの女より・・・
断然、良い!
断然というか、段違い!
次元が違う!
これぞ妻の鑑、母の鑑!
あれ?なんか似たような事を書いた記憶がある・・・。
何の映画だっけな。
これだった・・・。

ちょっと印象に残ったシーンを紹介。
こういうシーンがあるんだけどね、
娘のチェルシーが興奮して母親に言うわけ。
お父さんなんかクソッたれよ!
まぁ、こんなセリフを言うんだけど、ここで、すかさず母親が娘をビンタ
そして、こう言うわけだ。
そのクソッたれは、私の夫よ!
泣きながら湖に飛び込む娘・・・。
映画やドラマの中ではありがちなシーンありがちなセリフなんだけど、妙に印象に残ってる。
湖の風景も印象深いな。
ハラハラするシーンもないし、ドキドキする事もない映画だけど、この淡々と流れていくストーリーが湖の風景とマッチしてる。大自然の大きな湖と家族の物語・・・
それが「黄昏」だ。

 


この映画のプロデューサーでもあるジェーン・フォンダは、キャサリン・ヘプバーンに出演交渉をする際、父(ヘンリー・フォンダ)にどうしてもオスカー(アカデミー主演男優賞)を獲らせたいと語って、その熱意に応える形でキャサリンも出演を承諾したそうだ。(自伝には詳しく書かれてる)

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願いは通じて、見事に受賞したんだけど、ヘンリー・フォンダは史上最高齢での受賞だ、
キャサリン・ヘプバーンも史上初の4度目の受賞で、記録づくめの映画だな。
ちなみに、この年に作品賞「炎のランナー」

最初に書いた「招かれざる客」だけど、キャサリンの夫を演じたスペンサー・トレイシー。この人は宗教上の理由で離婚は出来なかったけど、死ぬまでの20年以上に渡ってのキャサリンと相思相愛だった名優。スペンサーが病気の時には、女優業を休業して看病し、葬儀の時には家族に配慮して参列しなかったそうだ。
こういう女性、憧れるね!
キャサリン・ヘプバーン・・・
生き方もステキなのだ!
近頃のボンクラな女優なんかだと、遺産争いやら何だかんだで、ワイドショーにネタを提供するのが関の山だろ・・・。

 








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